ニキビ・
ニキビ跡の種類
ニキビ治療の第一歩は、
ニキビ発症の原因と種類を
知ることから
ニキビが発生する原因には、ターンオーバーの乱れによる角質肥厚、それを発端とする毛穴のふさがり、皮脂の過剰分泌、ニキビ菌の増殖、といった直接的な原因のほか、ストレスや生活習慣、肌質に合っていないスキンケアなど間接的要因も複数あり、人によってその発症原因や症状は様々です。
そのため、誰かに効いた治療が必ずしも別の誰かに効くとは限りません。当院では、ニキビ治療経験の豊富な医師が一人ひとりの症状を見極め、その方に合った治療を行っていきます。
ニキビ発症の原因
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角質肥厚が起こる
紫外線、ホルモンバランスの乱れ、間違ったお手入れにより、ターンオーバーが乱れ、毛穴周りの角質が厚くなる。
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毛穴の入口がふさがる
油分が多いスキンケアや、密着性に優れたメイクアイテム、メイク汚れにより、毛穴がふさがる。
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毛穴内に皮脂がたまる
毛穴がふさがり、皮脂がスムーズに排出されず、毛穴に皮脂が溜まる。皮脂が盛り上がって白く見えている状態。
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アクネ菌が繁殖し炎症に
毛穴に溜まった皮脂を栄養分としてアクネ菌が繁殖して炎症が起きる。赤く腫れている状態。触れると痛い場合も。
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炎症が悪化し膿が溜まる
赤ニキビが進み、膿んでいる状態。ニキビ全体が赤く、毛穴内に膿が溜まり、表面が黄色く見える。
ニキビ跡の種類
ニキビには、必ずニキビ跡が伴います。一般皮膚科では軽視されがちなニキビ跡治療ですが、当院ではその重要性を深く認識しニキビ跡治療もご用意しております。
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ニキビ跡の赤み
ニキビ跡の赤み
ニキビが落ち着いて6ヵ月以内は、炎症が跡として残っている状態です。6ヵ月~1年以上経過しても消えない赤みは、肌の表面がニキビのダメージを受けたことで薄くなり、皮膚が赤く見えている状態です。
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ニキビ跡の色素沈着(茶色)
ニキビ跡の色素沈着(茶色)
ニキビ跡の色素沈着にはメラニンが関係しています。赤みのあるニキビ跡を放置したことで、6ヵ月以上の経過をたどり、茶色のニキビ跡に変化していき、メラニンによる茶色いシミのような色素沈着になります。
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ニキビ跡の凹み
ニキビ跡の凹み
化膿ニキビへと症状が悪化した場合、ニキビの傷が真皮に達し、真皮を破壊してしまいます。
真皮が修復できたところとできなかったところの差が、凸凹となりクレーターになり、元の肌状態に再生するのは極めて難しくなります。また、爪や不衛生な器具でニキビをつぶしたり、力いっぱいニキビをしぼることもクレーターの原因になります。
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しこり
しこり
化膿が皮膚の深部にまで達し、皮膚の再生異常でしこりになることがあります。ニキビによる炎症が治まった後、線維芽細胞が壊れた真皮を修復しようとして細胞を作り過ぎてしまうことが原因でしこりになります。痛みを感じることはありません。
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ケロイド
ケロイド
ケロイドの原因は明らかでなく体質的な要素が強いのですが、誘因は傷と言われています。ニキビも傷の一つですので、この傷をきっかけに進行します。皮膚は盛り上がりつまむと痛みを感じることがあります。主にあご下(フェイスライン)、胸、背中、肩、上腕にできるのが特徴です。
ニキビ跡治療の詳細
当院のニキビ治療について
当院では、ニキビを「きれいに治す」ことにこだわりを持ち、今あるニキビを治すだけでなく、ニキビ跡を残さない、ニキビができにくい肌質へ改善する治療を同時に行っております。美容医療でも改善に時間がかかるニキビ跡を残さないためにも、ニキビ治療の段階から、ニキビ跡を見据えた治療を行うことが必要です。当院のニキビ外来では、豊富なニキビ治療の実績を持つ医師が治療を担当します。
- タカミクリニック式ニキビ治療でアプローチする3つの時間軸